2015
01.22

解析?それとも設計?

Category: 鋼構造
Direct Analysis Method という語にはanalysisという単語が含まれているので、この言葉だけ見ると、解析方法の一つなのかと思ってしまいそうになる。だが、前回示したAISC 360のglossaryには、これは設計法(design method)であると書かれている。

この辺りはアメリカのエンジニアにもまだ馴染みが薄いようで、AISCから出ているModern Steel Construction(2013年12月号)の"steel interchange"という読者の質問に答えるコーナーに以下のようなものが出ていた。

Direct analysis methodとPデルタ(P-Δ/δ)を用いた解析はどのように違うのですか?

これに対する回答が以下。

(P-ΔおよびP-δ効果を対象とした)二次解析は、安定設計における要求事項の一部に過ぎません。また、二次解析がdirect analysis methodの一部であるのは、それがeffective length methodの一部であるのと同様です。

原文は以下の通り。

Question 1
How is the direct analysis method different than analyzing using the P-Δ/δ analysis?

Second-order analysis (for P-Δ and P-δ effects) is only one part of what is required for stability design. And, it is one part of the direct analysis method, just as it is one part of the effective length method.


Direct Analysis Methodは、初めDAMと略されていたのだが、いつの頃からかDMと略されるようになった。AnalysisのAを省いた理由は何だろう?DAMというのが既に別のものを表わす略語として使われていたのかもしれないが、もしかしたら解析ではないということを示すためなのかもしれない。(違うかな?)

参考文献

AISC : Modern Steel Construction, December 2013

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